外資系営業マンMicchyの錯覚サボリーマン計画

不確実な時代に自分の快適さを自分で選んで作っていくためのブログ

辞める辞めないを業界で選んでみる/コロナ禍でキャリアを守る転職の戦術

Micchyは転職には前向きですが、少なくとも今辞めないほうがいい業界があります。

旅行、飲食、イベント会社です。コロナ禍での影響が大きく、復帰のめどが立たない業界ですが、景気が不透明な中では他業界も未経験では受け入れにくいと考えます。

 先に結論:辞めずに給料をもらいながらスキル獲得と実績を積み上げる

  旅行業界の例

窓口対応、契約管理はシステム化でミスなく24時間リアルタイム対応に置き換わっています。長い待ち時間、結局カタログの内容しか話さない担当者、ネットのほうが安く探せる現実。そもそも銀行がまさにここに取り組んでリストラを進めていますが。同じ波が旅行会社にも来ると思います。

また添乗員さんはそもそもイベントがないと仕事がなくなります。そして音声案内で十分だと思いませんか。老人会のバスツアーや修学旅行では一定のニーズはありますが、個人的に添乗員さんがいて”費用”が上がるなら無しを選びます。録音した音声なら使いまわせますし、最悪遠隔で音声だけ届ければいいと思います。

 

しかし世間ではこんなニュースが出ています。

  • JTB冬のボーナスゼロ 旅行業界で退職考える社員が増加(マネーポストWEB)

https://www.moneypost.jp/685807

 

こういう考えにしか至らないとレッドオーシャンで埋もれていきます。旅行会社で得られるスキルはたかだか知れています。みんながこぞって辞めてしまうと同じレベルの人たちが転職市場であふれかえります。すると当然条件は悪くなり、不幸な転職につながる可能性がどんどん高くなりますね。だったらこの業界のスキームの課題を見つけて「この仕事ダリィな」とおもう業務を失くすか超効率化するアイディアを持ちましょう。そのための簡単な知識を追加して、そのアイディアを自分で実現する会社に移ればいいのです。

 飲食業界

これはやり方を変えないときついですね。アクリル板越しの飲み会が楽しいですか?Zoom飲み会が楽しいかというとMicchyはアホなのかなと思うくらい否定的です。だったらプロジェクターで実寸大に投影しないとリアリティがないし話しにくい。こういう不満があるのだから見込みはあるはず。ここにビジネスの再構築のアイデアがあると思って取り組んだ人は業界の常識を変える才能のある人だと思います。何があれば買われるのかを真剣に考えてそのスキルを身に着ければ今の自分が将来の自分のお客様になります。

 イベント業界

もともと刹那的な業界なので浮き沈みが激しいですが、混雑した電車で混雑した会場に向かうようなことは無くなっていくと思います。ゼロにはならないでしょうが、これまでインターネットに置き換わっていなかったのがコロナ禍でその動きがやっと加速している印象です。通勤時間と同じ考えですね。いらないことを文化として続けてきた側面が大きいようです。しかしスケジュール管理やメンバー管理、採用業務、クレーム対応というスキルを持っている人たちなので、少しスキルを追加できればとても働きやすい職場に転職できると思います。

 そういうMicchyの実績は?

本業でメンバーのモチベーションを高めて、チャレンジを応援する組織にいたことや、有料セミナーに参加して得た知識を活かして試して、いろんな副業でサービスを提供していました。そして実績とスキルが目的なので採算は度外視、本業が本当に忙しかったので季節限定にしていました。最終的にはキー局に取材して頂けるようになりましたが、そこで得たのはそんな安いものではないと思っています。そしてそのスキルたちは今本業で組織を超えた業務で活かせています。なにかを始めると壁にぶつかりますが、それを乗り越えるために得た知識経験は活きたスキルとして残ります。

 

みんな仕事自体が減っているのにお給料をもらえていることを忘れていませんか?仕事が減っているならその時間で新しい知識・スキルをつけてキーワード戦略を推し進めましょう。すぐにうまくいくわけではありませんが、お金をもらいながら暇していられるならそれを副業の時間にあててみて実績を作り、本業と副業のキャリアをかけ合わせればレア人材になれます。業界の知識と業務知識は分けて考え、上記業界の人たちは業界知識に副業で得たスキルをかけ合わせれば今の自分に売り込む立場のサービスを提供できます。これは今のサービス提供会社ができていない深い提案を自分の業界に持ち込むことができるのです。買う側の立場、使う側の立場をわかっているのは製品に詳しいより訴求力があります。