コロナ禍の営業ニューノーマル/今の会社のレベルを見抜くための視点
先に結論:大半の会社は40歳以上が腐っている
全員がそうではありませんし、データもありません。しかし失礼ながら私の偏見では大半の会社は40歳以上が腐っているように見えます。皆さん自身の経験と照らし合わせていかがでしょうか。
組織は頭から腐ると言いますが、トップが腐ろうがどうしようが、売り上げ減少や離職彼らは本当の意味で責任を取るのでここを責める理由はないと思っています。問題は中堅どころ。大企業で言うと課長~本部長ですね。一般社員のあなたが直接関わっている人たち。上を見ても横をみてもひどい。
これには理由があります会社で老害と呼ばれる人たちはまず40歳未満であることがありません。40歳以上の人達は新しい取り組みを思いつくことがありません。あっても二番煎じ感がひどいし、現場は聞いただけでうまくいかないことが分かる。四十歳以上の人達は 若いメンバーの気持ちを汲み取ることができません。
まずこのコロナ禍で何をしていたか
結果が出ればいい、というジョブ型思考でイメージしてみます。この情勢で成績が伸びているのあれば文句を言う必要はありません。転職するのは辞めておきましょう。よほど良い時に辞める必要はなくその現場を分析して、自分の経験を積み上げましょう。
問題は悪くなっている業界です。悪い時にどう考えてどう行動するかには人間性と本当の実力が出てきます。
あなたの上司やその上司は何をしてくれましたか?(見抜く視点)
- 2月の末日に断固とした姿勢で「出社禁止」を示しましたか?
今でこそ諸説ありますが、当時は命にかかわる可能性のある状態でした。現場の出社禁止反対を押し切るような姿勢が見えた人はいましたか?以下の視点で振り返ってみるとあなたの会社や上司はどうだったでしょうか。
- 3月前半の時点でリモート活動への移行のチャレンジした人はいましたか?
全員が経験したことがない環境で営業であれば新規の活動をするための施策を出した人はいましたか?リーダーは何をしていましたか?それを見てあなたはどういう不安を抱えていましたか。
- そして緊急事態宣言中解除後にそなえようと声をかけて動いた人はいましたか?
みんなが悩んでいる間に足場を固めて、普段できない解除後にお客様に価値提供する準備をすすめた人以外はヒマだったでしょうね。自分で考えずに行動した人は忙しかったはずです。考えられる対策を準備するとなると頭を使い、意見を求め、その準備を実装しなくてはなりません。
- 緊急事態宣言が終わった後の活動はどう進みましたか?
適応できずに戻ってしまった人たちも多いかもしれません。いまだに出張営業している人がいると聞きますが驚きます。現場仕事以外では相手に心配を与えるだけではなく、会社イメージを落とすことにもなります。そして現状維持しかできない会社であることも見て取れます。営業やマーケティング、設計なんて効率考えたらリモートできるように進めないとおいてかれますよ。
平時の時には「思考力・チャレンジ精神・自ら動く」などと掲げていた企業たちが軒並み保守的になりました。緊急事態宣言中にまともに活動できたメンバーがどれだけいましたか?ある情報では営業マン20人にヒアリングしたところ全員が昼から飲酒していたとも聞きました。これがあなたの研修を担当した先輩かもしれませんし、あなたの部下かもしれません。
今のうちに英語に取り組んで、景気が良くなったらさっさと外資に転職しましょう。
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そしてあなた自身の活動はどこまで許されていたか。
あなたからチャレンジを提案したケースもあるかもしれません。そのときの上司の反応はいかがでしたか?何もアイディアが出てこない上司でも、自由にやらせてくれるならまぁ悪くない上司だと思いますよ。責任は取ってくれる前提ですが。頼れる上司かどうかは別の話ですが、ここでマウントを取ってくる会社なら遠慮なくサボりましょう。貢献する必要はなく、上司の自己満足が組織風土です。景気が良くなったらいい会社に転職しましょう。こういう行動ができる人は中小企業で役職をもらうことに向いています。
大企業だと出世は減点方式なので、余計なことをしないほうがいいです。有事の時に自分で動ける人には向いていません。
Micchyのケースは?本当はどうしたら面白かったのか。
Micchy自身は早々に在宅勤務を決め込み、上司が理由と申請をして(反対できないように何人かを巻き込み:笑)無理やり許可をもらいました。そしてその内容をメンバーに公開して、在宅勤務をこちらから勧めました。先に決めればやることが絞られるので、リモート活動に全力を注ぎ、お客様にもたまにご迷惑をおかけしながらチャレンジを繰り返しました。最初に取り組む人がトラブルを経験するのは世の常ですが、2週間ごとに状況が変わるのでこの半年でとんでもない量の経験値をいただくことができました。
何をしていいかわかっていないメンバーはMicchyのアイディアに巻き込まれ、作業をどんどん任せていきました。実用の際には共同で活動することで、「失敗してもそれを楽しんでいく、新しいことをやると新しい発見がある」ことを言葉にせずに気付いてもらうことができました。
今の会社のレベルを見抜くための視点と題していますが、Micchyの感じたことをそのまま書きました。もっと頭のいい人たちならロジカルなリストが出てくるかもしれませんが、現場で感じられるであろう不満にわかりやすく紐づければ会社が見えやすいと思いました。