外資系営業マンMicchyの錯覚サボリーマン計画

不確実な時代に自分の快適さを自分で選んで作っていくためのブログ

真面目さと非常識を取り違えていないか?

 先に結論:言いなり人間は一生コマ扱い。

言われたことをコツコツやっているのに報われない。それはただ使い勝手の良いのコマだからです。親に言うことを聞きなさいと言われて育ち、学校に入れば先生の言うことを聞きなさい。会社に入れば会社の常識に従いなさい。従っている人たちは楽に褒められます。かんたんだからです。でも何も新しいことを生み出さないからプロのコマ社員。効率も別に上がらないし、生産性にも結び付かない。

 

言いなり人間を量産するための日本学校教育

*すべての先生・学校が悪いわけではないと信じていますが、身の回りの方の実体験です

 

いじめを隠したり、向き合わなかったりする先生方や学校という組織の言うことを聞いていて、あなたの理想の生き方や理想の社会が実現できますか?

ゆとり教育が失敗したのは現場に自主学習を伸ばせるだけの意欲を掻き立てる・好奇心をくすぐれるような話ができなかった人たちですよね。もっというとコンセプトだけあって中身がないまま現場に降りてきたのも大変だったと思いますが、結果としてわかってしまったのは当時の現場にそういうことができる先生はほとんどいなかったということですよね。

時間というリソースを与えられ、自由度が大きくなったはずです。なぜできないのでしょうか。決めてもらえないとできないのは先生も学校も同じだったからです。例えばですが、算数を学ぶ意味が分からない

 

言いなり人間を洗練させるための企業研修

 

自衛隊研修でも新人研修でも、自我を失わせて刷り込みやすくします。

人間弱らせてから洗脳するのが一番簡単です。失恋後に

 

おかしいと思ったことはありませんか?

新人研修で延々繰り返させて、否定されてそれでもさせられる言葉の連呼。

「おはようございます!」

「はい!」

「申し訳ありません!」

「ありがとうございます!」

 

こんなことやっている役員・責任者、社内で一人でもいますか?では何のためにやっているのか、使いやすいコマをつくるにはまず追い込むことが必要だからです。当然、はきはきと話すことは大切ですし、あいさつの練習自体はおかしいとは思っていません。でもおかしくないですか?叫ばせる必要あります?現場でやると毎朝うるせーよとなりませんか?研修をする側は「できていない先輩もいるが、みなさんにはぜひこうなって欲しい」とのことです。50歳の社員さんがあんなデカデカと出社と同時に叫んで挨拶しては部下や後輩たちは辞めたくなりません?Micchyの結論は「このバカでかい挨拶は現場で使うのではなく、この研修は別の目的のために使われている」でした。

 

 言いなりと真面目は同じ軸ではない

「言いなり」を仮に「素直(一部の面でしかありませんが)」だと捉えたとしても、その逆が不真面目かどうかは別の話です。不真面目に見えていることでも大半のそれは非常識なだけだったりしませんか?入社後3年勤めずに辞めたり、コロナ禍で早々にリモート営業に取り組み、訪問を拒否する営業マンだったり。そうですね、社会全体からするとMicchy自身は非常識側であることを自覚しています。

一方でMicchy自体もまだまだで、ホントに成功していたり世の中を変えようとしている人はもっともっと非常識だと思います。携帯電話からボタンが消えるなんて、ボタン一つで料理が終わる鍋ができるなんて非常識だったはずです。でもそれが普及していきます。イノベーションは非常識でないと生まれません。非常識はその自分の非常識の実現に誰よりも真面目だったはずです。自分で考えることを拒否せず、言葉に落とし込むことを厭わず、何より勇気をもって前に進んでいます。言いなり人間はここが全て欠落しています。

言いなりは一生言いなりでいればいいと思いますが会社の文化や方針に違和感があるなら、若いうちは小さな実績だけ作ってさっさと辞めるのがいいと思っています。会社って一度辞めてみるとなんとも思わなくなりますよ。辞めるのが怖いのは最初辞めるまでです。あとは自分がどうふるまうかだけですから。

 

 Micchyのケースは?

 

ちなみにMicchyは3日間の入社時研修でピンクのシャツとピンク×白のチェックシャツを着ていったら2日目の夕方に研修員として参加している先輩たちに呼び出されました。要は明日は白シャツ着て来いということらしいですが、白シャツを持っていないと返答し、併せて理由を問うと「マナー研修だから」とのことです。さっぱり意味が分からなかったMicchyはその先輩たちの目が真剣で、主張を疑っていない様子だったことに驚きました。40歳手前の課長クラスですよ。こいつらの論理は無茶苦茶だ。入社式と研修2日を振り返ってもとやはり違和感が大きかったことをにもここで気が付き、この人たちとは争わないことを決めました。院卒3日目ですからね(笑)面倒を回避するためのコストと割り切りドン・キホーテの白シャツを3つつかんで、まだ初任給も入っていないのに9,000円の出費。ちなみに入社式もピンクシャツです。

時は経ち、Micchyの仕事シャツリストには白シャツ以外並んでいません。若くして人前に経ち社内で存在感を出すために服装で派手さを出す必要は全くなく、むしろ当時の先輩方のようにマイナスに働いてしまうことを理解したからです。役職や派手さがなくてもリーダーシップを発揮していけるという自信がついたからだと思います。何より、ピンクのシャツが似合っていたかどうかに課題がありました。やってみたらどうなるのかなと思ってピンクを使っただけでしたし。何かを試せば必ず何かの結果につながり、その背景には何か理由があるはずです。それがシンプルなものか複雑に絡み合うのか、はたまた理解できないものなのかはそれぞれですが、試すことを楽しむ気持ちだけは何年たっても変わっていません。逆に長続きしないのが欠点だとも言われ続けています。