外資系営業マンMicchyの錯覚サボリーマン計画

不確実な時代に自分の快適さを自分で選んで作っていくためのブログ

何に力を使うかで努力の効率は変わる。

 先に結論:欲しい結果が得られるとわかっているところだけ頑張る。

 

頭の悪い人はホントによく目標設定を間違える。頑張ってうまくいった結果、失敗するって間抜けじゃないですか?もったいない。とにかくもったいない。努力できることそれ自体が才能だという偉人もいるくらいなので、できれば成果につながる努力をした方がいいと思っています。

 

 例えばダイエットと食欲の戦い

 

”デブ”が頑張って痩せて”ちょっとデブ”になっても評価はたいして変わらないですよね。あれだけ頑張ったのに。あんなに我慢したのに。だったらおなか一杯たべて満足して生きる方が楽しい。仮にモテたくて痩せるなら、痩せたところでモテるのかを真剣に考えた方がいい。モテるだけが全てじゃないし、楽しく過ごしている方がいい人に見える可能性だってある。

痩せるって人類の本能に対する抵抗なので、じつはそれ自体非常に効率が悪い。お好み焼きや焼き肉がついつい辞められないのは、塩と油の組合せがおいしいから。これは餓死と戦い続けてきた人類の歴史の中で、カロリー摂取の油と必須ミネラルの塩をどうにか手に入れる必要があり戦ってきたから。体が求めるようにプログラムされているということ。つまり、不得意なことを全力で頑張っていることになる。健康のために痩せるなら応援したいですが、それ以外の目的で我慢しないと達成できないのであれば必要あるのかな?ということを今一度考えてみて頂きたい。

 

 実は仕事でも同じ

 

これを仕事に置き換えてみます。仕事ができないなら上司にお伺いを立てて徹底的に言うことを聞き続ける。「飲みに行くぞ → はい是非!」「週末ゴルフ行く? → はい是非!」「これお前の名前で申請上げといて → はい、かしこまりました笑」。善し悪しの話ではなく、手段の話です。周りを落ち着いて見回すと別に頑張っている人が出世しているわけではないのは見てて分かると思います。同族企業でぼんくら息子が役員になっていたり、ごますり上司が評価を得ているのを見れば、仕事の生産性が高いとか能力だとか以外の要素がありそうだと思いませんか。それがこれかもしれません。社内営業とかにもかかわってきそうですね。

 

 実践できる社内で生き延びる方法

 

言うこと聞く良い部下という評価を得て引っ張ってもらう。ただし誰からの評価を得るか、ここでも目標設定が必要になります。わからないのであれば直属の上司、その上の上司の言うことを徹底的に受け入れること、反論しないこと。これで頭を使わずに出世できる可能性が高まります。思考力をサラリーマン力で置き換えることができます。

それでも「この時代に生産性の低い社員を残すはずがない」という意見もあるかもしれません。じゃぁ社内に生産性の低い部門長はいませんか?彼らは日々改善に取り組んで上からも下からも信頼を得ていますか?少なくともMicchyが見てきた組織にはなかなかそんな人にお目にかかれませんでした。つまり現状チャンスがあるようです。彼らは上司に言われたことを忠実にこなしてきたんじゃありませんか?

 

 人は誰と働きたいか

 

誰だって仲のいい人、揉めない人、騒がない人と仕事したいはずです。だって楽なんですもん。本当はその関係性の中で鋭い質問をスッと提示したり、「これ困ってるんでこうやってもいいですか?ちょっとやってうまくいったらまた報告します」という自分から動く便利な部下が良いに決まっていますが、ここにたどり着くには経験も実力も必要です。どんな人でもすぐ実践できるのは、言われたとおりに、期待通りに仕事をすること。要求を確認すること、中間報告を短く複数回入れること。

逆にどんなに優秀でもややこしい人とは仕事したくないはずです。どちらかというとMicchyはこちら側ですが。その場合は嫌われるリスクやそもそも失敗するリスクと隣り合わせになります。どちらの道を選ぶかはは上司から何で評価されたいかで決めましたが、そもそも体系的に教えてもらえる環境ではなかったので自立する道を選びました。