外資系営業マンMicchyの錯覚サボリーマン計画

不確実な時代に自分の快適さを自分で選んで作っていくためのブログ

何に力を使うかで努力の効率は変わる。

 先に結論:欲しい結果が得られるとわかっているところだけ頑張る。

 

頭の悪い人はホントによく目標設定を間違える。頑張ってうまくいった結果、失敗するって間抜けじゃないですか?もったいない。とにかくもったいない。努力できることそれ自体が才能だという偉人もいるくらいなので、できれば成果につながる努力をした方がいいと思っています。

 

 例えばダイエットと食欲の戦い

 

”デブ”が頑張って痩せて”ちょっとデブ”になっても評価はたいして変わらないですよね。あれだけ頑張ったのに。あんなに我慢したのに。だったらおなか一杯たべて満足して生きる方が楽しい。仮にモテたくて痩せるなら、痩せたところでモテるのかを真剣に考えた方がいい。モテるだけが全てじゃないし、楽しく過ごしている方がいい人に見える可能性だってある。

痩せるって人類の本能に対する抵抗なので、じつはそれ自体非常に効率が悪い。お好み焼きや焼き肉がついつい辞められないのは、塩と油の組合せがおいしいから。これは餓死と戦い続けてきた人類の歴史の中で、カロリー摂取の油と必須ミネラルの塩をどうにか手に入れる必要があり戦ってきたから。体が求めるようにプログラムされているということ。つまり、不得意なことを全力で頑張っていることになる。健康のために痩せるなら応援したいですが、それ以外の目的で我慢しないと達成できないのであれば必要あるのかな?ということを今一度考えてみて頂きたい。

 

 実は仕事でも同じ

 

これを仕事に置き換えてみます。仕事ができないなら上司にお伺いを立てて徹底的に言うことを聞き続ける。「飲みに行くぞ → はい是非!」「週末ゴルフ行く? → はい是非!」「これお前の名前で申請上げといて → はい、かしこまりました笑」。善し悪しの話ではなく、手段の話です。周りを落ち着いて見回すと別に頑張っている人が出世しているわけではないのは見てて分かると思います。同族企業でぼんくら息子が役員になっていたり、ごますり上司が評価を得ているのを見れば、仕事の生産性が高いとか能力だとか以外の要素がありそうだと思いませんか。それがこれかもしれません。社内営業とかにもかかわってきそうですね。

 

 実践できる社内で生き延びる方法

 

言うこと聞く良い部下という評価を得て引っ張ってもらう。ただし誰からの評価を得るか、ここでも目標設定が必要になります。わからないのであれば直属の上司、その上の上司の言うことを徹底的に受け入れること、反論しないこと。これで頭を使わずに出世できる可能性が高まります。思考力をサラリーマン力で置き換えることができます。

それでも「この時代に生産性の低い社員を残すはずがない」という意見もあるかもしれません。じゃぁ社内に生産性の低い部門長はいませんか?彼らは日々改善に取り組んで上からも下からも信頼を得ていますか?少なくともMicchyが見てきた組織にはなかなかそんな人にお目にかかれませんでした。つまり現状チャンスがあるようです。彼らは上司に言われたことを忠実にこなしてきたんじゃありませんか?

 

 人は誰と働きたいか

 

誰だって仲のいい人、揉めない人、騒がない人と仕事したいはずです。だって楽なんですもん。本当はその関係性の中で鋭い質問をスッと提示したり、「これ困ってるんでこうやってもいいですか?ちょっとやってうまくいったらまた報告します」という自分から動く便利な部下が良いに決まっていますが、ここにたどり着くには経験も実力も必要です。どんな人でもすぐ実践できるのは、言われたとおりに、期待通りに仕事をすること。要求を確認すること、中間報告を短く複数回入れること。

逆にどんなに優秀でもややこしい人とは仕事したくないはずです。どちらかというとMicchyはこちら側ですが。その場合は嫌われるリスクやそもそも失敗するリスクと隣り合わせになります。どちらの道を選ぶかはは上司から何で評価されたいかで決めましたが、そもそも体系的に教えてもらえる環境ではなかったので自立する道を選びました。

真面目さと非常識を取り違えていないか?

 先に結論:言いなり人間は一生コマ扱い。

言われたことをコツコツやっているのに報われない。それはただ使い勝手の良いのコマだからです。親に言うことを聞きなさいと言われて育ち、学校に入れば先生の言うことを聞きなさい。会社に入れば会社の常識に従いなさい。従っている人たちは楽に褒められます。かんたんだからです。でも何も新しいことを生み出さないからプロのコマ社員。効率も別に上がらないし、生産性にも結び付かない。

 

言いなり人間を量産するための日本学校教育

*すべての先生・学校が悪いわけではないと信じていますが、身の回りの方の実体験です

 

いじめを隠したり、向き合わなかったりする先生方や学校という組織の言うことを聞いていて、あなたの理想の生き方や理想の社会が実現できますか?

ゆとり教育が失敗したのは現場に自主学習を伸ばせるだけの意欲を掻き立てる・好奇心をくすぐれるような話ができなかった人たちですよね。もっというとコンセプトだけあって中身がないまま現場に降りてきたのも大変だったと思いますが、結果としてわかってしまったのは当時の現場にそういうことができる先生はほとんどいなかったということですよね。

時間というリソースを与えられ、自由度が大きくなったはずです。なぜできないのでしょうか。決めてもらえないとできないのは先生も学校も同じだったからです。例えばですが、算数を学ぶ意味が分からない

 

言いなり人間を洗練させるための企業研修

 

自衛隊研修でも新人研修でも、自我を失わせて刷り込みやすくします。

人間弱らせてから洗脳するのが一番簡単です。失恋後に

 

おかしいと思ったことはありませんか?

新人研修で延々繰り返させて、否定されてそれでもさせられる言葉の連呼。

「おはようございます!」

「はい!」

「申し訳ありません!」

「ありがとうございます!」

 

こんなことやっている役員・責任者、社内で一人でもいますか?では何のためにやっているのか、使いやすいコマをつくるにはまず追い込むことが必要だからです。当然、はきはきと話すことは大切ですし、あいさつの練習自体はおかしいとは思っていません。でもおかしくないですか?叫ばせる必要あります?現場でやると毎朝うるせーよとなりませんか?研修をする側は「できていない先輩もいるが、みなさんにはぜひこうなって欲しい」とのことです。50歳の社員さんがあんなデカデカと出社と同時に叫んで挨拶しては部下や後輩たちは辞めたくなりません?Micchyの結論は「このバカでかい挨拶は現場で使うのではなく、この研修は別の目的のために使われている」でした。

 

 言いなりと真面目は同じ軸ではない

「言いなり」を仮に「素直(一部の面でしかありませんが)」だと捉えたとしても、その逆が不真面目かどうかは別の話です。不真面目に見えていることでも大半のそれは非常識なだけだったりしませんか?入社後3年勤めずに辞めたり、コロナ禍で早々にリモート営業に取り組み、訪問を拒否する営業マンだったり。そうですね、社会全体からするとMicchy自身は非常識側であることを自覚しています。

一方でMicchy自体もまだまだで、ホントに成功していたり世の中を変えようとしている人はもっともっと非常識だと思います。携帯電話からボタンが消えるなんて、ボタン一つで料理が終わる鍋ができるなんて非常識だったはずです。でもそれが普及していきます。イノベーションは非常識でないと生まれません。非常識はその自分の非常識の実現に誰よりも真面目だったはずです。自分で考えることを拒否せず、言葉に落とし込むことを厭わず、何より勇気をもって前に進んでいます。言いなり人間はここが全て欠落しています。

言いなりは一生言いなりでいればいいと思いますが会社の文化や方針に違和感があるなら、若いうちは小さな実績だけ作ってさっさと辞めるのがいいと思っています。会社って一度辞めてみるとなんとも思わなくなりますよ。辞めるのが怖いのは最初辞めるまでです。あとは自分がどうふるまうかだけですから。

 

 Micchyのケースは?

 

ちなみにMicchyは3日間の入社時研修でピンクのシャツとピンク×白のチェックシャツを着ていったら2日目の夕方に研修員として参加している先輩たちに呼び出されました。要は明日は白シャツ着て来いということらしいですが、白シャツを持っていないと返答し、併せて理由を問うと「マナー研修だから」とのことです。さっぱり意味が分からなかったMicchyはその先輩たちの目が真剣で、主張を疑っていない様子だったことに驚きました。40歳手前の課長クラスですよ。こいつらの論理は無茶苦茶だ。入社式と研修2日を振り返ってもとやはり違和感が大きかったことをにもここで気が付き、この人たちとは争わないことを決めました。院卒3日目ですからね(笑)面倒を回避するためのコストと割り切りドン・キホーテの白シャツを3つつかんで、まだ初任給も入っていないのに9,000円の出費。ちなみに入社式もピンクシャツです。

時は経ち、Micchyの仕事シャツリストには白シャツ以外並んでいません。若くして人前に経ち社内で存在感を出すために服装で派手さを出す必要は全くなく、むしろ当時の先輩方のようにマイナスに働いてしまうことを理解したからです。役職や派手さがなくてもリーダーシップを発揮していけるという自信がついたからだと思います。何より、ピンクのシャツが似合っていたかどうかに課題がありました。やってみたらどうなるのかなと思ってピンクを使っただけでしたし。何かを試せば必ず何かの結果につながり、その背景には何か理由があるはずです。それがシンプルなものか複雑に絡み合うのか、はたまた理解できないものなのかはそれぞれですが、試すことを楽しむ気持ちだけは何年たっても変わっていません。逆に長続きしないのが欠点だとも言われ続けています。

コロナ禍の営業ニューノーマル/リモート営業に移行前後の生活

 先に結論:もう戻れないです。通勤・訪問拒否します。

快適すぎますし、仕事も捗るし「取り組まない人が信じられない」くらいです。人材サービス会社でブラック労働していた時間が有意義だったかどうかは別の議論ですが、この働き方が定着すれば営業職は最高の職業になりそうです。

 

 業務開始前

起床から家族が起きるまでは自分の時間です。読書やYouTubeで時間を過ごし、iPhoneで誰かに依頼するだけのものは始業前にさばいておきます。

朝ごはんは卵かけご飯とみそ汁(インスタント)の一択。365日これで通しています。あまり食事に飽きることがなくて、たまに卵やみそ汁を切らしているときに野菜スープ(インスタント)や納豆ご飯に変更するくらいです。準備時間2分です。

歯磨き後には寝巻から私服に着替えますが、パターンが決まっているのでこれも1分で済みます。

 業務時間中

淡々と業務遂行。お昼ご飯が自炊で済むので安上がりですね。洗い物して、15分仮眠(目をつむるだけですが)をとって午後再開。始業前と同じで、昼時間に処理しておいた方がいい仕事は昼休みに対応し、その分勝手に昼休みを延長します。

 業務終了後

正直ヘロヘロになりますね。帰宅という工程がないので6時半にはおふろです。子供は早くお風呂に入れないと夜寝てくれませんので、ご飯の前におふろが我が家のトレンドです。そのまま夕食をとって歯磨きしたら9時までみんな自由時間です。

 まとめ

これができるかどうかは会社の文化・体制もありますが、自分の意識と意思が大きく影響します。来いと言われたら行ってしまう人、上手くお客様をWeb会議に誘導できない人は相手に合わせる仕事しかできなくなります。提案内容や、提案を受け入れいただく下地作りはお客様に合わせる必要がありますが、言いなりになる必要はありません。提供方法は販売者が決めるべきです。

余談ですが、長いお付き合いのあるお取引先様の新しい担当者様で「お金の支払い方法はうちが決めるんでしょ?」と言う話の通じない方がいました。いやいや、それアマゾンで言ってみろよと。「取引条件は双方合意のもとで決まります。信じられないなら社内で履歴確認してください。」と伝えたら部長様からお詫びのご連絡を頂きました。どうも打合せ時点から話がまとまっていないなと思う人は、注文時や注文後にどこかでこじれそうになることが少なくありません。

Micchyはこういう情勢の時に変化についていける人たちとは積極的に関わるべきだと思っています。たとえ目の前の仕事で関われなくても、です。お互い職務や業務、もしかしたら会社ごと変わるかもしれませんからいつどうなるかわかりません。それでも時代に即した基礎となる考えがあるとそれだけで情報交換の価値が生まれます。一方上記のようなお取引先様はスッと流す程度でいいんじゃないでしょうか。失礼のない程度に淡々と対応し、こういう人と深くかかわってモメたときの時間の浪費は計り知れません。まとまりのない状況説明を電話で延々と受け、こちらからの協力依頼は一切受けない。「どうにかしろ」の一点張りで当然電話も時間外でも関係ないでしょうね。営業である以上こういうお客様も無下にするつもりはありませんが、Micchyは割り当てを調整しています。

リモート営業で地域に縛られずにお客様を探せるようになったおかげで、限られた時間で関われるお客様の候補が増えています。数が増えればお客様を選んでいくことができます。賛同できない方が一定数いるのは重々承知の上ですが、できたらいいなを目指すのがサボリーマンMicchyです。

コロナ禍の営業ニューノーマル/リモート営業に移行できない理由3つとその対策

 先に結論:未来の常識を自分たちで選んでいく段階

この記事を見て頂いているということは我々が立ち向かうべきは習慣と常識です。状況別にその裏にありそうな背景と実践済みの対策をご紹介します。

 

 リモート営業を阻むもの1

”お客様の「ちょっと来て」”

お客様のほとんどは当たり前のようにこう言います。これが悪いとは言いませんが、いきなり「Web会議したい」とは言われたことがないですね。2つに分かれます。Web会議にそこまでの抵抗はないが、”いつものように(他社と同じように)”来てもらおうとした場合。この場合は対策1で問題ありません。

そして問題は”来るのが当たり前だろ”と強く信じている場合。「じゃぁいい!」となって他社に声をかける場合もあります。こういう人と付き合うと面倒なので取引しないのもひとつの選択肢です。そうもいかない場合は対策2でさっさと済ませます。深い関係になってしまうと呼ばれまくって時間を奪われる割に売り上げにならないことが心配です。

 

対策1:一般的にはこんな感じで誘導しましょう。

・どうされましたか?

・なるほど、Web会議システムなら今週中に設定できるのですが、〇曜日〇頃ご都合いかがですか?

対策2:その場の電話で全解決が目標です。

・わかりました、どのようなご用件ですか?

・ではまずはこの資料がお役に立てるかと思いますのでまずはメールでお送りします

 

 リモート営業を阻むもの2

”代理店の「一緒に来て」”

対策:同上です。彼らの本音は自分で説明できない、あるいは理解する気もないので場の設定だけしようとしています。どうせならWeb会議を設定してもらいましょう。それすらできない方であればその先のお客様担当者様と直接電話で話し、メールで報告してあげましょう。どうせ大したハンドリングしません。理解・説明の手を抜きたいのとお客様に存在感を見せたいだけです。その活動自体には何の価値もなさそうです。

 リモート営業を阻むもの3

”上司の「行ってこい」”

対策:転職準備しましょう笑 そいつが元凶です。例外としては組織としてその直属の上司だけが要訪問方針の場合でもその上の上司はリモート推奨の場合です。上司の上司と結託して現実的な方法を相談しましょう。

実際リモート営業が適していない業界もあります。そもそも時間をもらえないサービスを提供している場合ですね。人材サービス会社にいたとき、人材派遣の活用提案なんかはこれでした。飛び込み営業が前提で「月間1,000件新規営業!」とかやっていました。お客様の立場ではかかってくる営業電話・メールが多すぎてもうほぼ全無視です。話なんか聞いてもらえません。じゃぁどうするか?ドアを開けて無理やり聞かせるしかありません。訪問する側も最短30秒で結論が出る上に、次の目的地は隣のドアなので電話をかけるより早い。まぁ効率的に見えるんですね。同レベルのサービスやニーズ、競合の活動方法を考えると適していないというか、個々の営業担当としてはやりようがないケースもあります。そういう意味で真面目に転職準備はひとつの選択肢です。

 Micchyの場合

来てと言われたら即答で断ります。代案としてWeb会議を提案します。ダメなら資料をメールして電話します。ここまでパソコンを使いながら電話できない会社はないと思いますし、打合せ室での環境とも違わないはずです。それでもダメなら問題はお客様が慣れていないことです。「ありがたいことにWeb会議の予定が先まで詰まっていてお伺いできない。なんとか早くご要望にお応えしたいのでご検討頂きたい」と伝えます。

そして個人的には電話も対応時間帯を絞っています。要件の分からない着信は自分が決めた時間にしか折り返しません。履歴が残らない、転用できないのが電話の課題なのに、留守電に「折り返し下さい」とだけ入れられていても優先度が分かりませんし、用件がわかりません。用件が分かればメールで資料をお送りすることができます。受け取る側としてもスムーズなはずです。個人的にはここで用件をショートメール1通打てる人には即レス対応します。VIP対応です。

一方で2往復折り返しで繋がらなければもうMicchyは折り返しません。メールを打って用件を聞きます。必要なら電話する時間を約束しておく。ここまできても返事なくさらに電話してくる人は・・・・

コロナ禍の営業ニューノーマル/リモート営業に移行させる考え方

 先に結論:浅い提案を辞める


そろそろコロナ禍で営業として話を聞いてもらいにくくなってきています。今までであれば「ご挨拶で、お近くに伺う予定が」といって幅広く話をしようとしていましたが、今はお客様も何の話か分からない訪問に時間を取らなくなってきています。時差出勤と在宅勤務併用でムダ話に時間を使えなくなったのと、いろんな営業がヒマなので連絡する回数が増えていることが原因です。


 数を追いかけても届かなくなった


今までは数に重きを置いた営業が主でした。飛び込み件数、テレアポ件数、をベースに上司からの指導も主に件数。「○○件行ってこい!会ってこい!」よく聞いた話ですし効果がないとは言いません。一方でこれは刹那的な営業になりやすく、頭を使えない営業でも比較検討の段階に来ている案件に食い込み安く提案していればそれなりの成果が出ていました。しかしコロナ禍ではお客様自身のタイムプレッシャーが強くなり、相手をしてくれなくなっています。アポの意味を求められるようになっていますし実際「問い合わせした案件、あるいはクレーム」以外で話に応じてもらえないという声をよく聞きます。対面訪問でなくても同じです。

 マスからOne to Oneへの移行


今までの浅いどこにでも持っていける提案から、そのお客様に特化したニーズ喚起に意識を変える必要があります。マスマーケティングからOne to Oneマーケティングへの移行です。お客様の立場では自分に大いに関係がある、自分のためだと思える内容であれば内容を知りたいと思いますが、特に取り組まなくてもいいような汎用的な話であれば忙しいとスルーします。
例えばメールマガジンです。まずタイトルを死ぬ気で考えないと読まれません。定期的に届くメールを自分でどうしていますか?Micchy は未読を残すのがムズかゆくて開封しまくります。なのにマーケティング担当者は開封率どうのこうのとレポートしてくる。こうも考え方が違うと当然Micchy との会議は当然荒れますが、それでも自分を頼ってくれているのを感じます。反論と提案は必ずセットにしているからかもしれません。ただの否定では終わらないことは自分ルールです。


 Micchyからの提案


マーケティング全般を学びましょう。自分の活動がマーケティングのどこに関わっていて、何が足りないのかどうすれば可能性が上がるのかの全体図を描きましょう。これは課長レベルではできてない人の方が多いです。ところが担当レベルで把握できていれば、営業数字について何をどう叱責されても次の策を淡々と提示していけます。「文句ありますか?」状態です。


提示されている目標は通過点で終りじゃありません。これからも勤め先には存続し続けてもらわないと困りますし、あなた自身のキャリアもずっと続きます。それを脳筋上司に件数だ気持ちだと言われて振り回されて納得できますか?後先考えないから刹那的な営業で短期の成果しか目指せないのです。

長期目線で不変の法則を身に付ければ、商材が変わろうと環境が変わろうと、やり方を変えるだけで方程式は変わりません。それがマーケティングで、これがマーケティングを学ぶ意味です。


余談ですが、マーケティングという言葉を無意味に使う人が多すぎます。マーケティング部というのはホントに大したことをしていないことが多いです。現場を知らない、口だけという評価をよく聞くのはもちろんですが、そもそもマーケティングという言葉の意味が広すぎて中身がないんですね。普段の活動の話をするときにマーケティングという言葉を使わずに説明ができない人はニセモノです。市場調査なのか、ウェブサイトの運営なのか、販促資料の作り込みなのか、展示会運営なのか、個々の営業活動なのか。こういう人ほどマーケティング用語の定義がおかしかったり、比較するときの言葉の階層がおかしかったりと会議でも周りを混乱させます。
すみません、遠慮なく突っ込んで機嫌を悪くさせるMicchy です。

コロナ禍の営業ニューノーマル/リモート営業に移行させるコツ

 先に結論:コミュニケーションの好みを合わせる

リモート営業と対面営業の違いは手法だけ。誰が誰に何をどういうロジックで話すかという点については何も変わらないはず。ではなにが違うのか?画面越しかどうか、ツールを使うことにストレスを感じるかどうか。

 営業方式の種類

従来の営業方式には以下のものが代表的だと思う。

  • 1対1か複数の訪問営業で資料を見ながら、同じ時間に聞いてもらう。
  • 1対1か複数のメールで資料と文章を、好きな時間に読んでもらう。
  • 1対1の電話で口頭での説明を、同じ時間に聞いてもらう。

そして最近ここにZoomに始まるWEB会議システムが入ってくる。

  • 1対1か複数で資料と文章を提示しながら、同じ時間に聞いてもらう。

 つまり同じ時間をすごすかどうか、どういう資料を受け取るかについては今までのコミュニケーションと変わりない。見た目が変わるだけで別に新しいことでもなんでもなく、すっとなじんでもいいようなプラットフォームでしかないはず。

*もちろん回線が軽くて資料共有等も利便性が高く録画もでき素晴らしい革新的なアイディアであり便利なツールだと思っています。

 

 ではなぜ対面営業に戻ってしまうのか

これに対する個人的な意見は3つあります。

せっかく緊急事態宣言でWEB移行にチャレンジできる環境にあったのに、その期間を単に一時しのぎととらえていた会社が多かったのでしょうね。すべての理由は「今までこうやってきたから」それ以外に合理性はなさそうです。逆に何かしらの手段で常態化させればクリアです。人間はわかりやすいもので、今ではインターネット検索なんか誰でもやっているはずですが、出だしのころは調べる記事も少なく、ウィキペディアは参考資料として認められず、社会的にはなかなか認められませんでした。今ではウェブサイトがないと企業同士で取引すらしてもらえません。変わるまでは時間がかかりますが変わるときは一瞬です。

  • 企業・業界文化

上の「今までこうやってきたから」にもつながりますが、担当者レベルでは合意がとれるリモート営業でも、相手の上司が「来ないとはけしからん」的な思考回路だとそうせざるを得ません。遠隔営業をトラブルなく実施するには事前の準備と当日の設定を担当者レベルでサポートしてあげることで巻き込んでいくことが必要です。お客様という立場だから自分たちを「神様」と思っている人もごく一部残っています。現場レベルを口説いて常態化させ、そういう人たちを後から巻き込んであげるサポートが必要になります。「すぐ来い!」「はい!」な業界はどうしようもありません。すぐ来る業者に取引を奪われるだけなので転職できるならするのがいいかもしれません。

  • 相手の好み

コミュニケーションは双方向の合意の上で行われます。つまりこちらが電話をかけても相手が電話に出ないケース、メールを送っても返信がないケース。そして訪問しても相手がいないケース。これらは合意がとれていない(か忘れられている)ためうまくいきません。これは個別に判断するしかありませんが、面倒な対応を最小化することはできます。電話が好みの人でもショートメールでなら返信をいとわない人、メールを先に送って電話打合せをすれば済む人なんかはこれまでの慣習で電話していても最善をお互いで相談できるはずです。一方でどうしようもないのが、とにかく電話をつなぎながら一挙手一投足まで教えてあげなきゃいけない人。若手の営業マンでもホントにいます。テクノロジーになじまない人が年上だとは限りません。こういう人とはあえて取引をする必要はありません。よほど独占的な関係を築いていたり、ほかで置き換えられない相手であれば戦略的にこちらが合わせる必要がありますが、私ならこういう人の相手をしない方法を真剣に考えます。人道的に無視できないという気持ちはわかりますが、業務時間中は自社の将来のために時間を使うべきだと思っているので、割り切ります。

 

 これからどうすべきなのかMicchyの意見

全てWEB移行を前提に考えていく人が生き残ると思います。理由は2つあってひとつは時間効率です。通勤時間がなくなるというのはストレス減に素晴らしい効果があるのはもちろん、客先への移動時間が削れます。準備さえ終わっていれば連続して打合せを入れることができます。これは特に担当エリアが広い営業マンにはいいですね。埼玉での打ち合わせのあと、宮城で打合せ、そのあと岡山で・・・という恐ろしい週間スケジュールも午後半日で済ませられます。

ふたつめは対応速度です。対面営業だと訪問日を設定して複数の参加者になる場合は時間を調整し、会議室の予約空き時間を合わせることになります。しかも営業は移動時間もある。1対1で納品等の行かなくてはならない用事が、そもそもあるならいいかもしれません。場所に重きを置いた訪問効率を考える必要もなくなり、どの案件が大事かで考えることができます。つまり、訪問のタイミングによる取りこぼしも減らせます。

ほんとは全部チャットがいいですね。好きな時に確認して返信して。あるいは事前にメールで資料を送り合い、議題をまとめておく。ライブでの打ち合わせは前提が揃った後にやるか、初回の一律な案内をする時間だけに絞ればだらだら1時間も話すことはないはずです。なんで会議室の予約は1時間刻みなんでしょうね。そもそも一時間刻みだと次の会議に食い込んだら後ろが迷惑することも考えず。

小さなストレスに向き合い、小さく改善することで自分の時間を確保していけば、次の改善に時間を使えるようになり、労働時間はどんどん短くなるはず。個人的には昇給より労働時間を減らして快適に過ごしたいです。

コロナ禍の営業ニューノーマル/テレワークを必須条件に会社を選ぶ?

 先に結論:テレワーク環境への転職は大賛成

ヤフーニュースにこういう記事が出ています。当然テレワークにはリスクもあるよ、という説明も含まれるわけですが、通勤時間や対面にこだわっているのはあまりに時代遅れです。IT関連企業は少なくともこれができて当然、不便なことが見つかったらそれを全力で改善していくだけで売れるサービスになります。ちなみにこの記事ではメリットもデメリットもはっきり書いていません。なので個人的な実体験から補足します。

 

ヤフーニュースより:職場出勤が気に入らず、テレワーク可能な会社へ転職 正しい選択か【就活・転職の常識を疑え】

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b5877aab16835fbda67ae66ca64c60b9dd4a75c

 

 テレワークの一番のメリット

通勤がなくなることですね。時間もストレスも激減します。夏場で言うと職場に就いたあと汗を引かせるまでの待ち時間も、通勤電車で暴力を振るわれることもありません。なんなんでしょうね、あのヒジとか膝でいじめてくる人たち(笑)。ストレスのせいなのか、そういう民度なのか。ようはどこでもドアみたいなもんです。場所にとらわれることがありません。個人的にリゾートは微妙ですけどね。

 

 テレワークの一番のデメリット

生産性が上がりすぎて、終業後本当に疲れます。例えるならいつもの部活と合宿くらい違います。一年間合宿だとボロボロになりそうですよね。少なくともアイデアが出てくる人たちには気持ちを分かって頂けると思います。話がそれましたが、サボる方にも頑張る方にも自分のペースを管理することが必要です。そしてこれはスキルです。自分で磨いていかないと会社に搾り取られてしまいます。やっているように見える仕事量をちゃんと周りにも見せて、時間帯を分散して合間合間で小刻みにをPCから離れて目と頭を休めることが必要です。

 

 Micchyの働き方は??

ほとんどテレワークです。技術的なことも含む営業職なので0にはできていませんが、クレーム以外は全お断りです。呼ぶお客様ほど大した用事ではなく、むしろ時代に置いて行かれていてかわいそうですらあります。

例えば訪問しかできない方々からは「テレワークってヒマでしょ?」ということみたいです。実際に代理店から言われた言葉ですが、そもそもこういう人って「アドレス間違いで返送されるから口頭で確認したい」と言ってくる人です。「ショートメールで間違いないアドレスを送るからコピペしてくれ」と言っても「いえ、口頭で確認させて」という人です。ちなみにこの人は20代後半です。

こういうITリテラシーの人たちをまず特定するにはリモートワークはいいですね。特定してその代理店は競合に押し付けて(笑)、自分たちはそうではないいろんな取り組みをやろうとする代理店様を応援すればいいのですから。選択と集中。大事なのは選択をまちがえないことです。

 

それは就職先も同じです。これから求人は少なくなっていくでしょうから先に登録して情報を得ておくことをお勧めします。見たうえで今の会社となるならそれがベストですが、キャリアの整理も市場価値も把握せずに現状維持するのはお勧めしません。

高収入な企業がどういう募集をしているのかを見ておき、登録だけでもしておけば情報が届きます。

おすすめは外資系企業です。日本みたいにハンコ押しに行く前提ではありません。

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