外資系営業マンMicchyの錯覚サボリーマン計画

不確実な時代に自分の快適さを自分で選んで作っていくためのブログ

辞める辞めないを業界で選んでみる/コロナ禍でキャリアを守る転職の戦術

Micchyは転職には前向きですが、少なくとも今辞めないほうがいい業界があります。

旅行、飲食、イベント会社です。コロナ禍での影響が大きく、復帰のめどが立たない業界ですが、景気が不透明な中では他業界も未経験では受け入れにくいと考えます。

 先に結論:辞めずに給料をもらいながらスキル獲得と実績を積み上げる

  旅行業界の例

窓口対応、契約管理はシステム化でミスなく24時間リアルタイム対応に置き換わっています。長い待ち時間、結局カタログの内容しか話さない担当者、ネットのほうが安く探せる現実。そもそも銀行がまさにここに取り組んでリストラを進めていますが。同じ波が旅行会社にも来ると思います。

また添乗員さんはそもそもイベントがないと仕事がなくなります。そして音声案内で十分だと思いませんか。老人会のバスツアーや修学旅行では一定のニーズはありますが、個人的に添乗員さんがいて”費用”が上がるなら無しを選びます。録音した音声なら使いまわせますし、最悪遠隔で音声だけ届ければいいと思います。

 

しかし世間ではこんなニュースが出ています。

  • JTB冬のボーナスゼロ 旅行業界で退職考える社員が増加(マネーポストWEB)

https://www.moneypost.jp/685807

 

こういう考えにしか至らないとレッドオーシャンで埋もれていきます。旅行会社で得られるスキルはたかだか知れています。みんながこぞって辞めてしまうと同じレベルの人たちが転職市場であふれかえります。すると当然条件は悪くなり、不幸な転職につながる可能性がどんどん高くなりますね。だったらこの業界のスキームの課題を見つけて「この仕事ダリィな」とおもう業務を失くすか超効率化するアイディアを持ちましょう。そのための簡単な知識を追加して、そのアイディアを自分で実現する会社に移ればいいのです。

 飲食業界

これはやり方を変えないときついですね。アクリル板越しの飲み会が楽しいですか?Zoom飲み会が楽しいかというとMicchyはアホなのかなと思うくらい否定的です。だったらプロジェクターで実寸大に投影しないとリアリティがないし話しにくい。こういう不満があるのだから見込みはあるはず。ここにビジネスの再構築のアイデアがあると思って取り組んだ人は業界の常識を変える才能のある人だと思います。何があれば買われるのかを真剣に考えてそのスキルを身に着ければ今の自分が将来の自分のお客様になります。

 イベント業界

もともと刹那的な業界なので浮き沈みが激しいですが、混雑した電車で混雑した会場に向かうようなことは無くなっていくと思います。ゼロにはならないでしょうが、これまでインターネットに置き換わっていなかったのがコロナ禍でその動きがやっと加速している印象です。通勤時間と同じ考えですね。いらないことを文化として続けてきた側面が大きいようです。しかしスケジュール管理やメンバー管理、採用業務、クレーム対応というスキルを持っている人たちなので、少しスキルを追加できればとても働きやすい職場に転職できると思います。

 そういうMicchyの実績は?

本業でメンバーのモチベーションを高めて、チャレンジを応援する組織にいたことや、有料セミナーに参加して得た知識を活かして試して、いろんな副業でサービスを提供していました。そして実績とスキルが目的なので採算は度外視、本業が本当に忙しかったので季節限定にしていました。最終的にはキー局に取材して頂けるようになりましたが、そこで得たのはそんな安いものではないと思っています。そしてそのスキルたちは今本業で組織を超えた業務で活かせています。なにかを始めると壁にぶつかりますが、それを乗り越えるために得た知識経験は活きたスキルとして残ります。

 

みんな仕事自体が減っているのにお給料をもらえていることを忘れていませんか?仕事が減っているならその時間で新しい知識・スキルをつけてキーワード戦略を推し進めましょう。すぐにうまくいくわけではありませんが、お金をもらいながら暇していられるならそれを副業の時間にあててみて実績を作り、本業と副業のキャリアをかけ合わせればレア人材になれます。業界の知識と業務知識は分けて考え、上記業界の人たちは業界知識に副業で得たスキルをかけ合わせれば今の自分に売り込む立場のサービスを提供できます。これは今のサービス提供会社ができていない深い提案を自分の業界に持ち込むことができるのです。買う側の立場、使う側の立場をわかっているのは製品に詳しいより訴求力があります。

仕事を辞めるという罪悪感は錯覚/搾取するために植え付けられた退職の罪悪感に気づけるか

世の中には責任という言葉があります。そして責任感というスキルがあります。続けることを良しとされ疑問を持たずにやり遂げると褒められます。義務教育で無意識に刷り込まれているのです。何のために?縦社会になじむため、利用されるためにです。

 その責任感を誉めるのは誰か?

まず取引先ですね。言ったことをやらないと計画が崩れます。口約束も約束なので約束したことは完成させるか引継ぎしましょう。約束すら守れない担当者は転職先でも失敗します。そして引き継ぎ内容はお客様にも伝えましょう。それが安心に繋がり、安心を与えてくれたあなた個人への信頼に繋がります。


そして上司ですね。これは搾取100%です。組織は頂点のためにあります。従業員から労働を搾取して、納得する対価を支払います。従業員が納得しないなら次を探すだけです。1個人のスキルで潰れる会社はありません。そして引き止める上司は自分の保身のために引き止めています。部下が辞めると穴を埋める採用に手を取られるのと、部下が辞めたことへの低評価が引き止める理由です。

その責任感は必要な責任感なのか、引き出されているだけの責任感なのかは心を真っ白にして考えてみて下さい。その責任感で喜ぶのは誰ですか?その人はあなたの将来の一部でも責任を持ってくれる人ですか?その人にはあなたの人生を一部でも注ぐ価値のある人ですか?


 では無責任は違法・違反なのか?

取引先に対して契約上や約束の責任を果たさないと違法になることがあります。精一杯の誠意を尽くしましょう。あなたのためにその人がしてくれた事にお礼を言う機会は今後一切なくなるかもしれません。連絡できる方には心からの想いをお伝えするのは忘れないで下さい。お取引関係にあった方々は皆様どんな形であれ、あなたに時間をお金を使ってくれた方々です。

では上司は?雇用契約にないことはすべて責任外です。嫌味を言われても何を言われても無視で結構。その上司は貴方の人生に”責任"を取ってくれますか?ケンカ別れする必要は全くありませんが、あなただけが搾取される必要も、あなたが上司の不出来の責任を取る必要もありません。

責任と善意は必ず明確な線引きをしておいてください。責任とはやらなくてはならない範囲、善意はやってあげたら相手が喜ぶ範囲。やらなくてもいい善意は当然ですが、相手が喜ぶことだとしてももやらなくていい範囲で無理をする必要はありません。有給自粛や残業なんかはここです。

 その上で取るべき人生の戦略は何か?

辞めたきゃ辞めて有給休暇は全て使う、これに尽きます。辞意表明の時に有給休暇全消化と退職日を明示して下さい。通常転職で待ってもらえる入社は1.5ヶ月が限界です。転職先を心に決めたら翌朝には上司に伝えましょう。

人は決断してから悩みます。決める前に悩むべきだと分かっているのに皆同じくです。そして人事や上司、役員から引き止めがある人もいるかも知れません。もしかすると部署変更や役割変更の提案があるかも知れません。これは人が決断してから悩む性質を利用しています。

辞められると採用や教育、引継の手間があるので辞めてほしくないだけです。本当にあなたのことを考えてくれている人なら惜しみつつも背中を押してくれるはずです。無料で成果を引き出す方法は善意と人柄に訴えることですが、ここで折れてしまうと貴方の出世は途切れ、企業文化に従い続けることになります。

これが嫌だから転職するんですよね?


 そう言うMicchyの選択は?

上記は全てMicchy本人が勇気を出して実践済みです。
退職時にまとめての有給消化はさせないという謎の人材サービス会社を経験しましたが、そこは逆に法令を盾に全て取得できます。
申請させないという手段を使ってきますが、申請さえしてしまえば会社は時季変更権以外の権利がありません。会社は理由不問で申請者に取得させる必要があります。
辞めた後メンバーに負担がかかるのではと心配する方がいますが、問題ありません。そもそも余裕のない人数で回していく戦略を会社がとっていたのです。

転職が決まった夜はサービス残業で引き継ぎリストと内容を文章で残し、それさえあればいきなりいなくなっても仕事が回るようにします。これが最低限の引継ぎです。引き継ぎ挨拶は次の職場で関わる人だけは必ず対面で行いましょう。この人達にだけは全力の責任感を見せてください。

冷たいようですがちゃんと自分の中で基準を決めないと、大切にすべき人たちへの対応がおろそかになります。すべてを叶えることはできません。自分で選ぶためには残すものを決めること、そしてその基準を守り抜くことです。

退職が怖くなくなる転職活動準備「失敗のチャンスを逃さない」/ 正解<<失敗 キャリアの築き方

 先に結論:失敗は悪ではなく資産

失敗したい人はいないと思いますし、失敗しないために調べ物をしているのだと思います。でも調べ物で見つかるのはだれかがまとめたエッセンスであって実体験ではありません。実体験と聞いた話では相手に与える印象も持っている情報量も次元が違います。そもそも修羅場を潜り抜けたことのない人の話って薄いですよね。これが続くと頼れそうもないしウンチクだらけの口だけな人に見えたりします。聞いた話はその情報以上に出せるものがありません。一方で実体験だと何を聞かれてもその質問をきっかけに色んなものを思い出せるので相手が欲しい情報をどんどん生み出すことができます。そのときの空気まで思い出すことで説明にも厚みがでてきます。

 

 正解っぽい活動は完全にレッドオーシャン

レッドオーシャンで勝負を分けるのはリソースの量です。もはや質ではありません。

質が高いのであればレッドオーシャンを避けて競合のいない(または少ない)ところで勝負します。世界にひとりだけのスキルを持っている人が、データ入力の仕事をしていたら給料はスキルに比例しませんよね。逆にその他のだれも持っていないスキルが必要とされたとき、その人には値段がつけられなくなります。その人でないとだめだからです。

 つまりは、出せる正解にはもはや意味がない。

Micchyには出せる答えには皆があつまるのでそこで戦うのがむしろ一番の失敗に見えます。結局無難につながるんですね。これこそが社畜への最短ルートです。誰もが集まってしまうので給与なら買い叩かれます。それが提案なら埋もれます。つまり努力のコスパが思いっきり悪いです。モーレツに頑張りたい人ならこのレッドオーシャンで圧倒的な成果を出せるかもしれませんが、市場原理が先着順・安い順です。こんな市場はさっさと捨てて、自分で有利なポジションを獲りに行くいくことをおすすめします。

 失敗の積み重ねすら資産になる

なので最高のキャリア戦術は失敗のチャンスを逃さないことです。成功のチャンスを逃さないの間違い、ではありません。成功しようとすると無難に行き着きます。いまは検索の時代なので、成功に近そうな経歴はすべて誰かが取り組んでいます。でもあえて失敗するような道にはライバルがそもそもいないので、市場が求めているスキルの組合せが希少になっています。

 そういうMicchyのケースは

Micchyの今のキャリアも失敗でできています。研究者を志した大学院時代も、現実に直面して逃げた公務員採用試験も、人材サービスも商社もすべてが糧になっていて強みになっています。転職活動の場面だけでもライバル候補者から抜け出すキーワード戦術にある【営業×英語×化学】はこれらの経験で生まれました。そしてこういうストーリーは決して華々しいキャリアではなく、エリートコースではない誰にでも描けるものだと思います。たまたまMicchyがうまくいっているのが今なだけで、失敗を恐れてキャリアチェンジをしなければライバルの少ないこんなまったりとした生活は送れていません。

理系の営業ってそれだけで就職活動はめちゃくちゃ優遇されますよ。だって理系は営業したがらないんですもん。結果化学・工学系の会社の営業マンは基礎のない文系卒の人たちになっています。この人たちに理系出身のお客様のとの話が合うと思いますか?相手に値段以外の価値を伝えられますか?相手を上回る提案でライバルメーカーの営業担当を突き放して相手の信頼を勝ち取ることができますか?化学・工学系の知識があり、みんながやりたがらない営業職でスキルを磨いたらこういう世界が待っています。

転職で選ばれライバルを劇的に減らすキーワード戦略/ スキルは見せ方 転職者の戦略

 先に結論:転職はライバルがいなければ受かる

身もふたもない話ですが結局あなたが行きたい会社に採用されるかどうかはライバル次第です。それは求人にかかわる人たちの立ち位置を考えるとわかりやすいかもしれません。

 

 根拠1:現場採用できないと人手不足のまま

現場が採用活動に動くのは人手不足だからです。よほどのレアスキルを求めて新規事業をするなら別ですが、そもそもこんな企業に我々庶民はそんなレアキル案件を対応することはありません(失礼)。求人を出す部署としては人手不足にしたくない案件ばかりで、埋めないとまずい枠と考えて差し支えありません。

極端な例で言うとアルバイト求人です。誰かが辞めた、業務が忙しすぎる、だれかの転勤・産休となれば早く採用しないと現場が回らなくなります。現場が回らなくなれば経験のあるほかのメンバーに負担がかかってしまい、多くの場合大変だからと言って時給は上がりません。選べるシフトが選べなくなり、現場の雰囲気は悪くなり、社員(上司)はピリピリしだして悪循環です。もっというとこういう時にお客様は敏感で、いつもよりクレームが増えたりします。

 根拠2:人事担当者としては責任問題

 採用の困りごとは現場からの依頼で人事が窓口になります。現場の求める条件をまとめ、働いてもらうことになる環境を整理して求人を出します。この時どの媒体を利用するかも人事担当者次第です。ハローワーク・求人広告・転職エージェントだと社内で不満が少ないです。一方現場からの催促や、面接に来る候補者の質に関しては現場が人事担当者あてにぶつけてきます。それなりの人との面接を用意しないとピリピリしていく現場からの不満を受け止め続けることになります。

 根拠3:転職エージェントも紹介は最低条件

人事担当者のこの悩みを解決してくれそうなのが転職エージェントです。人事担当者からの求人を受け取り、内容を確認して社内の登録者から検索します。しかも採用が決まるまでは費用が一円も発生しません。つまり求人を複数の転職エージェントに渡します。そうすると転職エージェントも商売なので、決まりそうになり案件は捨て競合エージェントよりも優位になれそうな案件は全力を注ぎます。そして求人を出す人事担当者はだいたい1社1名なのでその担当者の印象をよくするために普段から営業活動をしてきました。よほどのレアスキル出ない限り、”候補者なし”は信用問題になってしまうのです。捨て案件をつくらずに、相手の要求に沿えるいい人を紹介し続ける必要があります。一方で探す時間は有限なので、すべてに全力は注げず候補者ひとりひとりには時間を割きません。

 

 候補者側の私たちがとるべき方針

転職エージェントが候補者を探すときに”登録者から検索します”と表現しました。実際に皆さんのスキルや人柄を言葉にして、社内システムに登録しています。例外なくすべて言葉にしています。言い換えれば持っているスキルを言葉にしてもらえなければ検索されません。

皆さんがGoogleで検索したいウェブサイトを絞っていくときどうしますか?私であればキーワードを複数組み合わせます。そうすることで目的のサイトを絞り込みます。そのキーワードの組み合わせで探すべきサイト以外を排除しています。これを候補者検索にも適用します。

探す側の心理がわかれば探しやすくしてあげるだけでライバルが減っていきます。探しやすい人が見つかった段階でわざわざ次を探すことはしないでしょう。大手企業向けでも数人候補が見つかればもう検索をやめてしまいます。

 

質のいいキーワードを定めるには転職市場のプロでないとその価値がわかりません。

プロのトレーニングを受けられるサービスは貴重で、しかもすべてWEB上で完結するのでコロナ禍のリスクを最小限にしながらライバルに差をつけることができます。

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費用は転職の年収アップですぐに回収できますが、自力でだらだらと時間が先延ばしにされると生涯年収や人生の幸福度に影響します。自分の価値観を見出し、適切にPRするためには短期集中型で転職サポートを利用することをおすすめいたします。

 

また、登録しなければ当然検索もされません。

登録者情報は後からでも更新できますのでまずは求人情報に触れるために登録をしておきましょう。

 企業は安く雇いたいので今の企業での爆発的な昇給は見込めないはずです。高収入な企業がどういう募集をしているのかを見ておき、登録だけでもしておけば情報が届きます。

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 また条件がお互いに合えば今の年収に関係なく高収入の待遇がプラスされることも十分にありえます。ハマればデカい案件にハマりやすくする、これがキーワード戦略のねらいです。

 

そうはいっても学歴に自信がないということであれば特化型のエージェントもあります。大手エージェントはノルマが単純に案件数や売り上げなので決まりそうになりと思われた人にはサポートしません。担当者にとってコスパ悪いんですもん。キーワード戦略はこれを回避する目的ですが、そもそもエージェントが特化していると特化した案件しか集まりません。案件数は少なくなりますが、ここをねらうのもひとつです。

一例は学歴に自信がない人向けのサービスを提供しているこちら。

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個人的には学歴は中卒が最強だと思っています。Micchyは大学院まで行きましたが、かけた年数のわりにスキルが身についていないと自覚しています。 実務経験を積んで、必要に駆られた知識を身に着け実践している人には大学院卒の新卒未経験の時点で中卒の人からは丸9年分出遅れています。中卒や高卒で就職した人の価値が低いとは思えないですが、学歴社会であることは認めざるを得ません。こういう社会と戦っているのが特化型エージェントです。 

 

 Micchyの検索キーワード例

私の場合は 営業 × 化学 × 英語 です。化学系企業の営業マンはたくさんいても英語ができる(できなくても抵抗がなくなんとか乗り切れる)候補者は少ないです。そして、英語のできる海外営業マンは数多くても化学の内容がわかる営業マンはほとんどいないでしょう。

ではここまでしぼってしまうと、応募できる企業が少なくなるのではないかと心配ですか?結論は気にしなくていいと思います。絞り込まれた結果だけで応募企業を決められるのではなく、強みを生かせる企業の求人に対して、ちりばめたキーワードを拾わせることが目的です。個人宅の飛び込み営業でNHKの集金人をやっていましたぐらい絞り込んだとしていても、似た系統の求人の検索でひっかかります。営業/飛び込み営業/個人宅対応/契約締結/成果報酬の5つのスキル含まれています。百貨店で貴金属の販売員をしていた、でも同じです。百貨店/貴金属/店頭販売/土日勤務の4つが含まれます。

そしてキーワードについては登録面談でこちらからPRすべきです。「自分の強みは営業 × 化学 × 英語の3つだと考えています。関連した業務も含めて私の経験が生かせる企業様があればぜひ応募させて頂きたいと考えています」、これで絞り込みやすいキーワードを伝え、そこだけにこだわっているわけではないのもらえた求人に対して広く前向きに検討する意欲や柔軟性をPRすることができます。

転職エージェントも人間です。好き嫌いもあれば案件や候補者への思い入れも一律ではありません。また、転職エージェントは候補者から一円もお金をもらいません。彼らが自分を推薦したい環境をこちらから作ってあげればそれだけでライバルが消えていきます。

 

 

通勤という悪習慣/仕事を"辞めたい・変えたい"からの転職~コロナ禍が晒した無意味さ

辞めることを考えるのは通勤電車が多くありませんか?一人になれる時間で、なにかする義務もない貴重な時間。何もすることがないと本音が頭に浮かぶのはみんな同じです。心がいい状態にあるときは前向きな”〇〇したい!”が浮かびますが、何かを押し殺している時には"○○したくない"が浮かぶものです。幸せに快適に過ごすためには実は世間で言われるポジティブシンキングではなく、このネガティブな気持ちにちゃんと向き合うことが大事ではないでしょうか。

 

 文化は変わらないし、もはやそこに意味なんかない

 そもそも通勤の意味

通勤しんどいなと思ったことがない人はいないと思います。東京勤務なら千葉や埼玉で夢のマイホームを手にして通勤時間を犠牲にして片道2時間かけて通勤していました。今でもラッシュ時間帯の電車でメトロでは一部駅構内で”次の次の電車にのる待ち列”がいっぱいになっています。まだ次の電車もきていないのにです。こんな通勤で仕事になるのでしょうか?できるという人は多分大した仕事をしていません。能力を発揮できない環境でも回ってしまう仕事だからです。

そして渦中のコロナウイルスに警戒すべき今はどうでしょう。まだ通勤させられている方が少なくないと思います。一時期は在宅勤務に取り組んでかつ仕事は回っていた人たちもなぜか出勤するように戻されています。仕事がまわっているのであればそれが定着する動きをすることで、よりパフォーマンスを発揮できる社員が増えるはずです。なぜしないのか?40歳過ぎた人たちは自分の文化を捨てられないからです。

*40歳から前頭前野の退化が始まります(ワーキングメモリー、反応抑制、行動の切り替え、プラニング、推論などの認知・実行機能)。
*ダニング・クルーガー効果でできない人ほど自己評価が高くなります。

 意味のない文化が残るのは必然

意味がもはやなくなっている文化という観点から、まったく違う例を紹介します。Competing for the Future | Hamel, Gary, Prahalad, CK著 で紹介されている猿の実験があります。実験内容は5匹の猿を入れた檻があり、梯子を登った先にあるスイッチを押すとバナナが出てくるシステムになっています。その代わり梯子を登らなかった猿たちには水がかけられます。

最初に起きる現象は、梯子を登ろうとする猿を他の猿が攻撃するようになります。そして梯子を登ろうとする猿がいなくなります。

その実験の続きとして、5匹のうち1匹を新しい猿と入れ替えます。するとこの新しい猿は何も知らないので梯子を登ろうとします。当然残りの4匹は"いつものように"梯子を登ろうとしたこの新しい猿を攻撃します。同じように新しい猿も梯子を登ることをやめてしまいました。

ここが興味深いところですが、この操作を5匹全部入れ替わるまで繰り返します。すると今の時点で檻にいる猿は誰一人として水をかけられたこともかけられているのを見たこともありません。なのに梯子を登ろうとする猿はいなくなり、登ろうとする猿が現れれば全員がその猿を攻撃してしまいます。

 

さて、このように規則が意味なく威力を発揮してしまうのはその文化という見えない力のせいです。実際私が過去に努めた2社も自主的にという名の強制および若手蔑視にあふれていました。私の退職後の話ですが、無休残業で労基署に飛び込んだメンバーだけがその文化の一部を変えることができました。自分たちではもう変われないんですね。

 通勤しなくていい仕事

ではその無駄を回避するための選択はどうすればいいのか?直行直帰やフレックスタイムが使える仕事を選ぶ方法、在宅勤務ができる仕事を選べば自分で選んだ時間に調整ができます。現実には相手や仲間のある仕事でしょうから、すべて思い通りとはいきませんが文化が変わらないのであれば居場所を変えてしまうのがいいです。

私はこんな風に考えることができず、いろんな形で文化を変えようと動いていました。自主的にという名の強制参加イベントはことごとく先に予定があると無視、強制の指示がでたら明確に断る。上司にもその上の上司にも同じ対応で通し、本業の成果だけは譲りませんでした。真っ向勝負をしてブレることなく対応し続け、成果も出し続けた結果身体を壊しました。

 

しばらく仕事を休むことになったのですが、もう辞めることしか頭にありませんでした。戻っても同じことになるのはわかっていましたし。人材サービス会社で企業側も労働者側にも触れていたはずの私本人が2社ともでおなじような壁にぶつかってしまったので入社前に文化を見抜くのは無理だと思います。候補者が履歴書を良く見せるように、企業も同じことをしています。

 

*自分の価値観を定めて、本質的な対策をするにはプロのサービスが効率的です。

あなたの就職活動・転職活動に専属トレーナーを【パーソナル・クライム】

 自分の時間を何に充てるか、本質は転職準備ではないはずです。アウトソーシングして短期集中的に取り組み、面接に時間を使うことをおすすめします。

 

 

 背中を押してくれる社外活動

そんなときに支えてくれたのは趣味でやっていたいくつか試していた副業でした。大した収入ではありませんでしたが、自分個人の活動でお金をお支払い頂けることでなんとか承認欲求が満たされ自分の存在意義を保てていたのだと思います。

副業しろと薦めるわけではありませんが、今の職場だけの人間関係しかない人は今すぐどこかのコミュニティに入り、副業サイトに自分の提供できるサービスを30個登録してください。今の職場だけが居場所だと思ってしまうと本当に危険です。仕事が居場所でもいいのですが複数ないと逃げ場がなくなります。

そして職場の人間たちは職場の基準で考えてあなたにアドバイスをしようとしますが、そんなものは猿の思考(前述)と同じです。

もし提供できるサービスがないと思うなら自分のチャレンジを売りましょう。できなかった状態からチャレンジしてできるようになった方法を教えてあげるコンサルタントになれば立派なサービスです。本業の知識を教えてあげてもいいですが、チャレンジし続けないすぐネタ切れします。

 

転職エージェントの選び方/逆ヒアリング力:新卒 就職活動でも転職の面接でも営業職でも求められるおすすめスキル メーカー 商社 必須

経歴柄転職エージェントのおすすめを聞かれる機会が少なくありません。

今日は登録している転職エージェントに任せていいのかわからないという不安に対する私の提案をお伝えします。

 

 先に結論:担当者による

現実はこうです。世の中に「○○だから良い」ということはあんまりありません。最低限の保証にはなるでしょうが、じゃぁ「○○だから全て間違いない」といえるものには出会ったことがないんですね。だとしたら目の前の担当者がおもいっきり外れかもしれません。では転職エージェントの選び方、見抜き方として何に気を付ければいいのでしょうか。

 

 その転職エージェントの会社方針・評価軸を確認

まずここですね。就職活動でも転職でも面接で大事なこと、実は必要とされる能力です。就活生の方は自分が面接官にこう見られていると思ってください。そして同時に相手を見るときも同じ方針を持ってみてください。職務経歴のない新卒ではこれができてやっとスタートラインです。

 

確認していくべき項目は以下です。

  • 大前提として相手企業はどういう方針を持っているのか
  • その方針に従う現場の目の前の担当者は何で評価される環境で働いているのか
  • 実際にはどういう候補者を求めているのか

ただしこれらは直接聞くような質問ではありません。ホームページや業界のルールを調べ、口コミを確認していく作業まで必要になります。

 

 これって結局ヒアリング力、スキルの問題

そしてまさにこれは結果を出せる営業職の事前準備にあたりますす。どんなに客先の会社意向に沿っていても、目の前の担当者が動いてくれないような提案では成果を出せません。要は目の前の担当者に"メリット"がないと決定権のある人に話すら届かないんですね。

 

転職エージェントに話を戻すと、働きやすい企業や条件のいい企業はエージェント同士でも案件の取り合いです。競合に負けるわけにいかないんですね。紹介するに値しない人は提案をするだけで転職エージェント会社全体が求人企業から信用を失っていくんですね。どういう人を提案したいのかを候補者が見抜く必要があります。

実際履歴書や職務経歴書を求人企業に提案するときはどうすると思いますか?

そのままファイルを添付するような低レベルな営業担当もいますが、私であればその書面を読まずとも面接に進めたいと思うような要約PRポイント、求人企業にとっての採用メリットをメール本文で提示します。

 

スマホで見るような時代に添付ファイルを見なければわからないような候補者は「後で検討する」候補に入ってしまいます。提案は質もそうですがスピードも大事だということ人材業界の常識です。

 再び結論:担当者による

目の前の担当者が自分に合っているかどうかはその人の担当している業界・企業、その担当者自身のスキルに強く影響されれます。こちらのことを引き出してくれるスキル、求人企業に提案できる形にまとめるスキル、これらを候補者の皆さん自身が選び取るスキルが必要になってきます。

 

またそもそも良いエージェント・悪いエージェントを見抜くには自分自身の選択基準が必要になります。そしてその選択基準ができあがるまでは比較し合える担当者が必要になります。同時に完璧な担当者も恐らくいません。そんな人なら窓口担当やってませんからね。

そういう意味では誰かと話してみないと基準がそもそもできないのでとりあえず登録して話して相手の実力を見定めていくのがいいと思います。費用は掛かりませんし、求人状況や提案してもらえそうな業界についても相談できます。 

まずは無料相談!【未経験ナビ】 (20代の高卒や学歴に自信がない人たちに特化)

大手エージェントほど学歴や経歴で切り捨てられていますが、そうではない特化型エージェントもあります。残念ながら特化型になるとどうしても案件が限られてきますので、先に登録と希望条件を提示して案件を待つのが理想です。

 

 参考:どうすればいいのか

学ぶ・試す・直す・試す、これ以外にありません。コミュニケーションにかかわる技術はもともと持っている性格に何を足していくかで変わってきます。本質的には何も変わらないのですが、使い方や見せ方が変わるとこんなに変わるのかというくらい人生が楽になります。

ちなみに筆者は全くスキルも自信もところから始まり、人材サービスの営業として人と接するしかなかった環境で揉みに揉まれてなんとか自分なりの今の形にたどり着きました。もちろん今が完成形でもないですし、自分も周りも変わっていきますのでこれからも変わっていくと思います。

必要なことは学び続けること、試し続けることです。

 

Micchyの新卒の就職活動では本当に厳しい問答を繰り返しました。内容は同じでも言葉の違う対策本を何冊も取り組んで実践して、やっと自分の言葉で語れるようになりました。今なら完全に時間がもったいないので、短期集中でプロのサポートを受けます。

あなたの就職活動・転職活動に専属トレーナーを【パーソナル・クライム】

 考えの甘い転職で失敗するよりも、自分の意思を固めた上で選んだ企業で働き、年収が上がれば費用はすぐ回収できます。何よりもだらだらと時間がかかる転職準備はストレスでしかありません。

上司が嫌で辞めたいときの転職検討チェックリスト10

 「転職して本当によかった。」そう思える人と思えない人

 

サラリーマン仕事は人生の3分の1を占めると言われ、仕事が辛いと人生が辛くなります。転職活動はその辛い環境から抜け出す大切なチャンスです。この記事にたどり着いてくれたあなたに今よりいい環境を自分で選んでいくための考え方と勇気を持って頂きたいと思っています。

 

私は人材総合サービス企業(上場)の営業として、同時に業務委託サービスのコンサルタントとして勤務していました。サービスのひとつとして転職エージェントの窓口や、既卒就職の求人開拓と面接に携わっていました。

 

そして私自身でも2回の転職活動と就職氷河期の新卒を経験していました。自分で選び続けて、今は少人数の外資系メーカーで営業をしています。業務外の指示や無茶な残業もなく、平日でも自分の時間を確保して割と好きなように生活できるようになりました。

 

これまでにも個人的にたどり着いてくれた人たちにはお話ししてきたことですが、自分の身の回りだけではなくもっとたくさんの人に私の経験や知恵知識をお伝えしたいという想いで記事を書いています。

 

 「転職して本当によかった。」そう思える人と思えない人では違いがあります。 

では一体何が違うのでしょうか。何で後悔してどう判断すればいいのでしょうか。 

簡単に言うと実力以上の待遇の人は辞めないほうがいいですね。待遇が意味しているのは給与だけではありません。福利厚生、労働時間、勤務時間の自由度、これらも待遇です。乱暴に判断するなら大企業で業務外の付き合いも本当の意味での自由で、上司にも不満がないのであれば辞めないほうがいいかもしれません。

 

一方でどう考えても辞めたほうがいいのは残業が一日2時間以上が前提の仕事で身体を壊しそう、実際に目覚めているのに朝起きれなくなっている、評価があいまいで給与があがらないのに業務外の頼まれごとを会社から支持される、こんなのは一発アウトです。超絶ブラックなので風邪気味がつづいていることにして午後半休を取りまくりましょう。この時間で面接を受けに行けます。

 

実際に転職が決まると迷うこともあると思います。辞めると言ってしまった後の撤回はお勧めしません。言ってしまったら次のことしか考えないことにします。そもそも社内での評価が底に落ちていますので、あえて昇進候補にする理由はないでしょうか。

決めてから悩むのは人間の性ですが、転職に限っては決める前に悩んでおきましょう。

これだけは耐えられないというNG条件をすべて列挙しておき、その条件だけは絶対に該当しないことを事前にチェックします。

 

 転職検討チェックリスト10

一般的に言われるのこんな10項目です。 

今の職場の・・・

  • 人間関係は   (良い どちらでもない 悪い)
  • 設備条件は    (良い どちらでもない 悪い)
  • 通勤条件は    (良い どちらでもない 悪い)

今の仕事の・・・

  • 内容は      (良い どちらでもない 悪い)
  • 業務量は     (良い どちらでもない 悪い)
  • 時間帯      (良い どちらでもない 悪い)
  • 収入は      (良い どちらでもない 悪い)
  • そのものは    (良い どちらでもない 悪い
  • 次にやりたいことが (ある ぼんやりとある 無い)

最後に、

  • 自分の今の年齢は  (20代 30代 40歳以上)

 要は何に満足がいっててどこまで許容できるのか、そしてあなたの市場価値がどれほどなのかを見据えて落としどころを見つけていくことになります。

 ちなみに私個人のNG条件リスト

1社目も2社目も戦略的な体制とはかけ離れており、ありがたいことに一人だけ成果を出せていました。「とにかく受注するまで帰ってくるな」、「気持ちで頑張れ」の1社目と、朝まで接待と休日ゴルフ方針の2社目。システマティックに考えてテストを繰り返すように仮説検証を繰り返すのが好きだったため、これ以外の条件が良くてもの以下のような企業では二度と勤務したくありませんでした。

  • 上司が営業戦略が根性論
  • 業務外の付き合いが実質強制
  • 製品力が3番手以下

 やりたいこと×できることが良いのは当たり前です。ここがいいに決まっています。

やりたくないこと×できないことが嫌なのは当たり前です。誰でもわかります。

 

問題はここから。やりたいことを重視するか、できることを重視するか。やりたくなくてもできなくてもどこまで受け入れられるかを選び間違えた人が後悔し、選べた人が転職で幸せになれます。

 

自分でこの考えを深めるのはとても難しく、思った以上に先に進みません。

Micchyは新卒の就職活動のときから何冊も対策本で問答を繰り返し、同じ内容についていろんな角度からの質問を経てやっと言葉にすることができました。学生の時は本当にお金がなかったので考えもしませんでしたが、社会人の皆さんは短期集中でこういうサービスを利用し、専門家の力を借りることも一つの選択肢です。 

WEB転職トレーニング【パーソナル・クライム】

 費用は転職の年収アップですぐ回収できると思います。自分の希望条件も明確に語れない状態でだらだらと活動したり、思った条件ではない企業に転職してしまってまた辞めてしまうよりは、仕組化されたステップを踏みながら自分の考えを固めて活動する方が人生のコスパが高くなるはずです。